救命病棟24時

救命病棟のテーマが変わって萎え萎え、これまでは救命医療という立場だったのが、
災害医療に変わってしまい、救命を使う必要が見当たらなかった。
須藤理彩が出てこないのも残念、前クールでのめだかでの演技は素晴らしかったのに。。。
松雪泰子が出てこないのもなぁ、あのクールなキャラを生かして欲しかった。
最後は江口洋介演じる進藤先生が過労で倒れるというオチを予想。


これには反発受けるんだろうけどね。。。
s-ageは生命の数は一定を保っていると考えとります。
カンブリアで爆発的に生物の種が増えたわけですが、神の実験場って奴ね。
その時からほぼ、地球が抱えている生命の総数は変わっていないのだと。
この世界って偶然出来上がったにしてはカオスってないんだよね。
全てが規定どおりに動いていて、どっかに法則性がある。
もちろん、全てが一定というわけではなくて多少の揺らぎがあるのは
理系の学生なら常識だったりするわけだけど。。。


このあいだのスマトラにしても地球が支えきれなくなった生命を篩いにかけたんだと思ってる。
もちろん、篩いにかけられるほうはたまったモンじゃないんだけど。。。
人間って地球からすればウイルスみたいなモンなんだよね。
熱帯破壊やら、排ガスやら、放射能汚染やら人間さえいなければ、
地球はもっと綺麗だったって主張する人間もいるわけで。
そんな主張をするのも人間だったりするんだから、バカバカしいんだけど。


人間って酸素がなければ生きていけない。
だけど、酸素が毒だってことを知っている人間がどれほどいるのか。
毒を吸って生きている生物は地球にとってはやっぱり毒にしかならないのかな。
酸素を吐き出す植物は毒を吐き出してるってことで人間は実はいいことしてるのかな。
みんな、自分の体がどれだけの動植物の犠牲の上に成り立っているか考えたことあるのかな。
一人の人間を生かすために多くの生命が犠牲になっているんだと。


だから、s-ageは考えてる。
医者が誰かを生かしたのなら、どこかで他の誰かが死んでしまうんだと。
そして、進藤先生にもその番がそろそろ回ってくるんじゃないかと。
だけど、前作で医局長が倒れたのは進藤先生を助けるためだったのかもしれない。
とりあえず、人助けなんて奇麗事だけで済む問題じゃなかったりする。
少なくとも、それを描くことが出来るドラマだから見ていられる。
そこだけが救い。。。